最終更新日:2026 年 10 月 22 日
よくある症状
品番で商品を探すお客様は、欲しいものが決まっています。ベアリングの 6204ZZ、自動車の純正品番 15400-RTA-003、箱に印刷された JAN コード 4901234567894。それを検索窓に入れると、次のどちらかが起こりがちです。
- 関係のない商品が並ぶ。 数字の一部や似た語を含む商品がたくさん表示され、目的の商品は途中か 2 ページ目に埋もれている。
- 何も出ない。 お客様がハイフンを省いて
15400RTA003と入れた、全角で6204ZZと入れた、覚えていた品番の途中だけを入れた。
日本語の商品名でも同じことが起こります。カタカナで登録した商品名を、お客様がひらがなで入力する。長いカタカナの商品名の、途中の語だけで検索する。購入するつもりで来たお客様が、カートに何も入れずに帰ってしまいます。部品・工具・電子部品・補修パーツのストアでは、すでに決まりかけていた売上を逃す、もっとも多いパターンです。
Shopify 標準の検索の仕組み
Shopify ヘルプセンターの「オンラインストアでの検索の動作」には、検索の仕様が次のように書かれています。
- SKU とバーコードは検索できる。 SKU またはバーコードを完全に入力すれば、その商品が見つかります。
- 部分一致は「先頭から」。 SKU は先頭の 3〜15 文字、バーコードは先頭の 3〜10 文字で一致します。照合はハイフンの有無にかかわらず最初の文字から数えられ、それより短い・長い部分では一致しません。コードの途中や末尾の文字は、ハイフン・スラッシュ・スペースで区切られた完全なセグメントでない限り照合されません。つまり、末尾の数桁や、区切りのない品番の途中だけでは見つかりません。
- 日本語はトライグラム検索。 カタカナ・ひらがな・漢字の、3 文字以上の連続した文字列で一致します。漢字は 2 文字のペアでも検索できます。このページには、ひらがなとカタカナを同じ文字として扱うという記載はありません。
- 全角の英数字で入力された品番の扱いについての記載もありません。
- 品番は他の語と並べて評価される。 検索はお客様の意図を推測する作りで、タイトル・説明文・タグなども対象です。品番が完全に一致した商品が、必ず一番上に来るとは限りません。
アプリなしでできる対策
- 商品タイトルに型番を入れる。 タイトルは検索で重視されます。ただし、ハイフンなしや全角での入力には効かず、バリエーションごとに SKU が違う商品には向かず、タイトルが長く読みにくくなります。
- タグに表記ゆれを登録する。
15400-RTA-003、15400RTA003のように複数の書き方を登録できます。ただし、すべての表記を手作業で管理する必要があり、タグはフィルターやコレクションにも影響します。 - Search & Discovery の商品ブースト。 Shopify 公式アプリ Shopify Search & Discovery では、検索語を商品に割り当てて上位に表示できます。ヘルプセンターによると、1 つの商品のブーストに追加できる検索ワードは最大 10 件で、上位に表示されるのは販売可能な商品だけです。数千点の品番を扱うストアで、1 点ずつ登録するのは現実的ではありません。
どれも「見つからない」を減らすことはできますが、部品の窓口でお客様が期待する動き、つまり「品番を言えば、その部品が出てくる」は実現できません。
MT: Search by SKU, Part Number でできること
MT: Search by SKU, Part Number は、テーマにすでにある検索窓に、予測どおりに動く品番検索を加えます。テーマの検索を置き換えることも、商品データを変更することもありません。
- 完全一致した商品を一番上に。 入力が SKU、バーコード(JAN/EAN・UPC)、メーカー品番と一致すれば、その商品が最初に表示され、該当するバリエーションが選択されます。
- バリエーションのすべてのバーコードが対象。 Shopify は 2026 年 9 月 8 日から 1 バリエーションに最大 20 個のバーコード(英語)を登録できるようになりましたが、販売チャネルは引き続き最初のバーコードだけを読み取ります。このアプリは、メーカーの JAN コードも自社ラベルも旧コードも、すべて検索します。
- 表記ゆれを無視。 ハイフン、スペース、全角/半角、大文字/小文字の違いは無視されます。
15400-RTA-003、15400rta003、15400-RTA-003はすべて同じ商品に一致します。12 桁の UPC-A と、先頭に 0 を付けた 13 桁の形も同じコードとして扱います。 - 品番の一部でも検索。 品番の先頭や、途中の特徴的な部分を入れると、該当する品番が決まった順番で一覧表示されます。
- ひらがなとカタカナを区別しない。 「ぶれーきぱっど」で「ブレーキパッド」が見つかります。長いカタカナの商品名の途中の語(例:「パッド」で「フロントブレーキパッド」)や、カタカナと英字が混ざった語でも一致します。
- 日本語入力(IME)に対応。 変換中の文字でも候補を表示し、変換を確定する Enter キーで検索結果ページに移動したりしません。変換途中の文字列は検索ログに記録されません。
- 日本語の表示。 検索候補の「完全一致」「すべての結果を表示」「バーコードをスキャン」などの表示は日本語に対応しています。
- スマホでバーコードを読み取り。 スマホでは検索窓にカメラのボタンが表示され、箱のバーコードを読み取れます。読み取りは端末上で行われ、画像はアップロードされません。
- 停止しても検索は止まらない。 アプリが応答しない場合は、自動的にテーマ標準の検索に切り替わります。お客様にエラーは表示されません。
- 読み取り専用。 必要な権限は商品の読み取り(read_products)だけです。ストアには何も書き込まないため、アンインストールしても商品データはそのままです。
管理画面には、お客様より先に品番を試せるテスト画面と、検索して何も見つからなかった語の一覧があります(管理画面は現在英語です)。テーマエディターで App embed(アプリ埋め込み)をオンにするだけで使えます。Dawn など Online Store 2.0 のテーマに対応しています。
料金:無料プラン(500 バリエーションまで)、Standard 月額 9 ドル(10,000 バリエーション)、Plus 月額 15 ドル(100,000 バリエーション)。検索回数による課金はありません。有料プランには、品番と数量を貼り付けてまとめてカートに入れる「クイック注文」フォームも含まれます。ご利用ガイド(英語、画面写真付き)で設定手順を確認できます。
Shopify App Store で MT: Search by SKU, Part Number を見る
よくある質問
Shopify のストア検索は SKU やバーコードを検索できますか?
できます。Shopify ヘルプセンターによると、お客様は SKU またはバーコードを完全に入力すれば商品を見つけられます。部分一致は先頭から数えて SKU の 3〜15 文字、バーコードの 3〜10 文字が対象で、コードの途中の文字はハイフン・スラッシュ・スペースで区切られたまとまり単位でのみ一致します。
ひらがなで検索するとカタカナの商品名がヒットしないのはなぜですか?
Shopify ヘルプセンターは、日本語ではカタカナ・ひらがな・漢字の 3 文字以上の連続した文字列で一致するトライグラム検索に対応していると説明していますが、ひらがなとカタカナを同じ文字として扱うという記載はありません。MT: Search by SKU, Part Number は、ひらがなとカタカナを同じ文字として比較します。
アプリを入れずに改善できますか?
ある程度は可能です。商品タイトルやタグに型番を入れる、Shopify Search & Discovery アプリの商品ブーストで検索語を商品に割り当てる(1 つのブーストにつき最大 10 語)といった方法があります。ただし、表記ゆれをすべて手作業で登録する必要があり、完全一致の商品が必ず一番上に出るわけではありません。
アプリが停止した場合、検索はどうなりますか?
MT: Search by SKU, Part Number は、応答がない場合やエラーの場合、自動的に Shopify 標準の検索に切り替わります。検索窓はそのまま使え、お客様にエラーは表示されません。
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